6:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 00:45:35.37 ID:LqP1NA0IO
ふと、なんで自分が塔にやってきたのか首を傾げます。
兎に角くる必要があると思ったのです。
いつもと違っていたから。不安になったのです。
7:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 14:15:53.81 ID:LqP1NA0IO
少年は上を見つめます。
階段の先には暗闇ばかり。
ここに入ってから何時間たったのかわかりません。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/01(土) 14:21:09.91 ID:/9Y7Y+8a0
こういうの大好き、期待している
9:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 14:24:57.54 ID:LqP1NA0IO
「うわっ」
手をついていた壁が急に途切れ、少年は顔から転んでしまいます。
「え……?」
10:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 14:32:02.57 ID:LqP1NA0IO
それはガラスの中にありました。
青く輝き、吹き抜けの天井に向かって光を当てています。
いや、どちらが光を照らしているのでしょう?
11:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 17:19:16.90 ID:LqP1NA0IO
青く輝くたま。
少年は少し、信じてみたくなりました。
「それは君なの?」
12:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 17:25:36.11 ID:LqP1NA0IO
「ガラスの中に君はいるの?」
たまは何も答えません。
ガラスの中でぼうっと輝き……
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/01(土) 18:13:16.77 ID:cdHxF2aqo
ロマンチック
14:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/02(日) 14:22:11.90 ID:1pXsz8oIO
「……?」
そのガラスの向こう側、何かがあることに少年は気づきます。
透明な灰色と、青い光に透けてほんのわずかに見えるのです。
15:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/02(日) 14:27:11.00 ID:1pXsz8oIO
そこには少女がいました。
眠っています。
16:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/02(日) 14:39:08.26 ID:1pXsz8oIO
起こそうかな?
少年は考えます。
なんだかんだで不安なのです。
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