24: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 10:37:30.19 ID:3iBpGK/O0
食べ終わったら次はお風呂場へ。
汗臭くて、血生臭くて、死体臭い妹じゃ嫌われちゃう。
ごしごし、念入りに洗わなきゃ。
25: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 10:39:34.90 ID:3iBpGK/O0
それから、３時間ほど。
たっぷりとお風呂に入って、匂いもすっかり取れた私は
意気揚々と自室に向かう。
26: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 10:49:25.29 ID:3iBpGK/O0
――――そして。
「さてと……」
27: ◆Hh5XlZF2el.N[!red_res saga]
2012/12/02(日) 10:53:12.34 ID:3iBpGK/O0
「人生における致命傷とはなんですか？」
という質問があったら、間違いなく私は「あの女です」
28: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 10:55:42.44 ID:3iBpGK/O0
コンビニに到着した私を待っていたのは、この上ない喜びと、
そして絶望だった。
29: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 10:57:06.72 ID:3iBpGK/O0
お兄ちゃんどころか、あの女まで生き返っていたのだ。
「…………え？え？」
それからの私は、二人がただただ、嬉しそうに手を繋ぎながら
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/02(日) 11:36:20.33 ID:7gicnoxDO
>>1ﾚｽ目からすごいｺﾚｼﾞｬﾅｲ感
だが素晴らしい
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/02(日) 11:56:01.48 ID:EnCzGaIEo
なんか前見たことあるぞこれ
32:Yuiten
2012/12/02(日) 12:19:47.32 ID:763T8Jg50
妹「最近お兄ちゃんが構ってくれない」
妹「家に帰ってきてもすぐに部屋に篭りネトゲやらエロゲやら2chの毎日」
妹「どうにかして奴を妹の大切さに気付かせなければ」
33: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 13:58:30.67 ID:3iBpGK/O0
「……どうして？……なんで？」
お兄ちゃんは、私よりあの女の方が好きなの？
「そんなワケ、ないよね？」
34: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 13:59:42.75 ID:3iBpGK/O0
――――意気消沈したまま家に帰った私を待っていたのは、
相変わらず口をきかない死体だけだった。
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