877:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/07/16(火) 01:02:20.38 ID:gjzpH+ig0
QB(まず、一つ目。これは簡単に否定できる)
QB(僕の意識を依り代として世界を造るのなら、もう僕の意識は消失しているはずだ。この可能性は除外していいだろう)
QB(二つ目に関しては特に否定できる要素は無い。状況が現在進行形であるなら、それをただ待つだけだ)
QB(最後、三つ目は……)
QB(……ありえない)
キュゥべぇは魔獣によって精神的に責められ、衰弱しきっていたほむらの様子を思い返す。
QB(あの心理状況では、取り込まれた彼女の自我はもうほぼ保たれてはいないだろう)
QB(……しかし)
彼女は数多の世界を渡り歩き、そして最も神の近くにいた少女だ。
QB(暁美ほむら……君はとっておきのイレギュラーだ、もしかしたら……)
未だ微動だにしない魔獣を眺める。
QB(ん……?)
両腕で体を抱くようにして丸まっている魔獣の胸の辺りで、何かが煌めいた。
QB(あれは……魔獣の―――)
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