897:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/08/18(日) 20:44:52.05 ID:HzXniEwx0
魔獣「ほら、まどかが呼んでるよ? 今、手を差し伸べられるのはあなただけ」
魔獣「助けてあげないの?」
わざとらしいくらいの困った顔を作る魔獣。
それが偽物だと分かっていても、まどかと同じ顔がほむらの感情を刺激する。
ほむら「……私は」
ようやくまどかの方へと振り返る。
紫色の瞳に、苦しみから背を丸め両手で胸を抑え込む少女が映る。
その姿は祈りを想起させ、落ち着かせたほむらの心を再びざわめかせた。
ほむら「私には……あの子を救うことなど……」
言いかけた言葉を飲み込む。
そして、ほむらはまどかへと歩を進める。
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