過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
1- 20
60: ◆S3K5UapAso[saga]
2012/12/24(月) 13:42:58.48 ID:4cpeY7Xb0

【薔薇園の魔女編 その4】


ゼロとほむらが密会を終えた頃、マミは公園のベンチで一人「予定」の時刻を待っていた。
目を閉じて俯いていたマミは、軽く深呼吸し、心を落ち着かせる。

どこからか聞こえてくる足音の方へ目を向けると、ビニール袋を提げた少女が歩み寄ってくる。
その少女は、風見野市の佐倉杏子であった。


マミ「久しぶりね、佐倉さん」

杏子「そっちも相変わらずそうだな」


杏子はマミと同じベンチに、少し距離を置いて腰を下ろす。
彼女はすぐにビニール袋へ手を伸ばすと、スティック菓子を取り出して封を開けた。

以前から二人は面識を持っていたが、長らく顔を合わせておらず、どこか気まずい空気が漂っていた。


マミ「考えてもみなかったわ。貴方の方から連絡をくれるなんて」

杏子「アタシだって好き好んで来るわきゃないさ・・・聞きたいことが色々あんだよ」


親しげに話そうとするマミだが、杏子の反応は微かに冷たい。
世間話はできそうにないと判断したマミは、すぐに本題へと移った。


マミ「そう・・・何が知りたいのかしら?」

杏子「『ウルトラマンゼロ』って奴の事だよ。見滝原で魔女を狩ってる、謎の兄ちゃんさ」

マミ「貴方も彼に会ったの!?」


杏子の口から飛び出したのは、先程遭遇した謎の人物の名前。
同じく、ゼロについての情報を尋ねるつもりでいたマミは驚きを隠せなかった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
296Res/261.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice