過去ログ - キモオタ 「よ....余命3ヶ月...?」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/07(金) 01:01:19.96 ID:veYJoPPv0
雨が降っていました。

カラオケから出た時はまだ晴れていたはずでした。

キモオタは起き上がると、グラグラと揺れる視界に悪戦苦闘しながらボックスまで戻ってきました。

そして部屋に入ろうとした時です。

女「なんであんなブサイクと一緒にいるの!?」

女の荒げている声が聞こえました。

友人「はぁお前なにいってくれてんの?」

女「あんなやつくるなんて思わなかったの!友人くんが言うからしょうがないし誘っていいよっていったのに...!」

友人「マジで意味わかんねーんだけど。何だよ急に。」

女「私はあんなブサイクときたかったんじゃ無い!友人くんと来たかったの!.....友人くんが好きなの!」

女は涙を目に貯めながら思いの丈を友人に叫びました。



パンッ。




友人の手が女の頬を打ちました。

女「....なんで...?なんで私なの...?私が悪いの...?あのキモオタが雰囲気ぶち壊したんじゃん!」

友人「ちげーんだよ。」

女「え?」

友人「お前の方がブサイクだよ。あいつはなぁ.....」


キモオタは、ボックスの扉を開けました。


キモオタ「やめろおおお!!」

友人「....キモオタ.....?」

女「........っ」

キモオタ「もう....いいんだよ.....。僕のことで友人が苦しまなくて........。僕は......友人には幸せになってもらいたいんだよぉ.......!!」

友人「な、なぁキ....」



キモオタは、逃げました。

カラオケからダッシュで逃げました。

友人「おい!キモオタ!!待てよ!」

後ろからは友人が追いかけてきます。

キモオタは、運動が苦手なので友人にすぐ追いつかれそうになりました。

その時です。


周りを気にせずただ走っていたキモオタが車道に飛び出していたのです。

友人「キモオタ!戻って来い!車道だぞー!!」

キモオタには聞こえていません。

友人「死ぬぞー!キモオタアアアアアアアアア!!」

友人の叫びは届きませんでした。キモオタが車にはねられたのですから。



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