過去ログ - キモオタ 「よ....余命3ヶ月...?」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/07(金) 01:34:43.65 ID:veYJoPPv0


キモオタには何が起きたか全くわかりませんでした。

今しがた中型車に跳ね飛ばされたはずなのに、気づけばまた走っているのです。

友人「キモオター!戻って来い!車道だぞー!」

キモオタは立ち止まりました。

友人はキモオタのところまで追いつきました。

友人「はあっ....はあっ.....」

キモオタ「ぜぇ....ひゅー....」

雨は激しさを増していました。

キモオタ「.....そうか......僕は[ピーーー]ないんだな.....3ヶ月後まで.....」

そう。寿命を宣告された者は嫌でも3ヶ月は生きることを定められていたのでした。

キモオタ「.....」

キモオタは上を見上げました。


曇天です。暗い空から大粒の水滴が落ちてきます。

友人「馬鹿野郎.....!なんで逃げたんだ!」

キモオタは言い返します。

キモオタ「.....友人には...迷惑かけられないんだよ!」

友人はキモオタの胸ぐらを掴むと


友人「迷惑ってなんだよ!!」

と叫びます。

キモオタ「わかんないの!?僕はねぇ!高校の時いじめられてて.....辛くて.....でも友人と出会って.....バーっと楽しくおしゃべりしたり、朝まで飲めないお酒のんだろして怒られたり!そんなことがすごい.....楽しかったんだよ!」

友人「それがなんだよ!」

キモオタ「ぼぐは.....憧れてたんだぞ!....いっつもクラスの中心でいっぱいみんなを笑わせて...」

友人「....」


キモオタ「だから!....君に嫌われたくなかったじ....君が僕のせいで.....がなじむ...ぐすっ.......がなじむ顏をみたくっ........みだくないんだよぉっ!!」

キモオタは、泣いていました。

雨粒のせいでわかりませんがでも、泣いていました。

友人「.....馬鹿だよ....なんで俺がお前のこと嫌いになんだよ....」

友人もないていました。

友人「俺たちは.....親友じゃねぇか.....」

キモオタ「ぐっ....うぇぇ.....ふぐっ.....」

友人「逃げなくたって...俺が受け止めるじゃねぇか.......」

友人「謝まんのは...こっちだよ。本当に悪いことした....」

友人はキモオタの体を抱き寄せました。


友人「俺たちは....友達だよ....。」



雨は、いつまでも降り続いていました。




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