44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/06(日) 00:15:12.66 ID:50gDNI1eo
盗賊「……なんとも、騒がしい奴のようだな。勇者ってのは」
店員「見た目は可愛かったですけどね」
娘「そんな事よりお仕事のお話ですよ!」
エルフ「そんな事よりってあなた……」
店員「ちょっと店長に確認取ってきますね。おつまみなんかはいかがですか? 仕事ついでに運んできますけど」
娘「甘いお菓子を!」
店員「ご注文ありがとうございます」ペコ
テンチョー! アノシゴトウケオッテクレルヒトガキマシタヨー
<アアー!? ンナモンオマエガキメロ! コチトラミセノコトデイッパイイッパイダ!
盗賊「あの調子だと仕事は受けられそうだな」
娘「お金! お金!」
エルフ「ところで仕事ってあなた1人でやるの?」
娘「そうですよ!」
エルフ「手伝ったら報酬とか分けてもらえないかしら」
娘「人手が必要そうならこちらからお願いします!」
盗賊「おいおい、俺も混ぜてくれよ」
娘「これは実に頼もしいですね!」
エルフ「分け前は減るけどね」
娘「あっ! それはちょっと嫌です!」
盗賊「おい余計なこと言うんじゃねぇよ」
店員「甘いパフェ、お待たせしました」コト
娘「ふおおおおおおおお! 美味しそうです!」
盗賊「おい、仕事はいいのかよ」
店員「お二人に聞いていただければ大丈夫ですよ」
エルフ「私達も一緒に仕事するの前提なのねぇ?」
店員「一人二人だと厳しいと思いますよ」
盗賊「そいつは素晴らしいお知らせだ」
娘「はぐがぐ! 仕事内容はなんですかもぐもぐ」
エルフ「食べながら話さないの」
娘「ふぁーい」
盗賊(姉妹かよあんたらは)
店員「仕事の内容はモンスター討伐です」
エルフ「極めてオーソドックスね」
店員「ただ討伐対象がちょっと普通じゃないんですよ」
盗賊「というと?」
店員「うちの国でも異端扱いの人物が飼ってたモンスターで、魔術を使えないはずのモンスターが魔術を使ってくるんですよ」
娘「それはおもしろいですね」
店員「でしょ? 個人としては別にいいじゃないかとも思うんですけどね。うちの国のはプライド高い奴が多いんで」
エルフ「モンスターごときが魔術を使うなんて! ってわけね」
店員「お察しのとおりです。飼い主も不思議と討伐の邪魔しないんで、ただモンスターだけ狩ればオッケーです」
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