12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/13(木) 20:55:04.96 ID:X8jO6ES40
---ダルク君は凄かった。その言葉しか思いつかない。
まさか、あんなでかいモンスターを倒せるだなんて、思ってもいなかった。
ダルク君が、こんなにも強いとは思わなかった。
前から強いということは知っていた。
でも、それでもこんなでかいモンスターを一人で倒せるだなんて思っていなかった。
しかも、それを自慢するわけでもなく、私のおかげだと褒めてくれた。
絶対に追いつけない。敵わない。ダルク君には。そう思い始めて---
エリアのおかげだと俺は言った。実際にバブル・ブリンガーのおかげで勝てた。
だが、それだけではなく、エリアが居る。ただそれだけで強くなれた気がする。
だから、今回の勝利は俺と、エリアのものだ。
俺達はシンクロを超えれた。マグレと言われればそれまでだが、それでもいい。
重要なのは、勝てたという事実なのだから。
氷結界たちは俺とエリアを置いて退散した。
ダルク「エリア?」
エリア「なに?」
ダルク「これから、どうするんだ? 氷結界に戻ることはできないだろうし」
エリア「ダルクは・・・ダルク君は?」
ダルク「俺は・・・」
アウス「行く所がないならうちに来ない?歓迎するけど」
エリア「えっ、あなたは」
アウス「どう?悪い話じゃないと思うけれど?」
エリア「何?敵を迎え入れようっていうの?」
アウス「もう敵ではないじゃない。氷結界から外れたのでしょ?」
エリア「そうだけどさ、」
ダルク「・・・」
アウス「それに、昨日の敵は今日の友って言うじゃない」
エリア「ダルク君?」
ダルク「あ、俺はエリアもいいって言うんだったら」
アウス「いいよ、別に」
ダルク「エリアは?」
エリア「うっうん、私も、いいって言うならお言葉に甘えて」
アウス「なら決まりだね、とりあえず今日はそこらへんの宿に泊まりなよ。値引いてくれると思うからさ」
ダルク「分かった、ありがとう」
アウス「感謝するのはこっちだよ。こちらこそありがとう」
---羨ましかった。ゴメンの言い合いばかりしている私に比べて、この人はありがとうの言い合いをしている。
何が違うのだろうか? まだ時間はいくらでもある。少しずつ、探していこう。---
---「シンクロモンスターヲタオシタ」
---「コノホシニハヨイジンザイガアル」
---「シンコウスルカ?」
---「ソウダナ・・・」
シンクロ覚醒によって争いが生まれた。
そしてそのシンクロモンスターを倒せた。
もしかしたら、この世界を変えられるかもしれない。
NEXT---DUEL TERMINAL 2 −ワームの侵攻!!−
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