過去ログ - まどか「だってわたしは、魔法少女……鹿目まどかだから」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/13(木) 23:27:42.23 ID:2b4Nvpqro


QB「――まどか! 次の角を右に曲がって!」



公衆トイレのあった公園からずっと走り通して、そろそろ足がもつれるようになったころ。

すぐとなりを涼しい顔で並走していたキュゥべえが、急に声を張り上げた。


まどか「えっ!? げほっ……で、でもまっすぐ行かないと、家に……」


わたし達がさっきの魔獣に出くわしたのは、家からそう遠くない細い道だった。
でも必死で逃げている内に、家から少し離れた公園までたどり着いてしまっていたらしい。
しかも、マミさんが飛び込んでいった暗がりは正にわたしが走って来た方向で、つまりは家への帰り道でもあった。

そこから離れようとして走れば、必然的に家からは遠のいてしまう。
だからわたし達は、マミさんが戦っている道路を大きく回りこむようにして家に向かっていた。



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