過去ログ - マミ「アバダケダブラ!」
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868: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/06/10(月) 23:19:04.60 ID:s4cEiWrY0

電車内


杏子「ふぅ……ああ、久しぶりに空調の効いてるところに入ったな……」

マミ「ほら、座って――平日の昼間だから、空いてて良かった……」

杏子「……ああ。じゃあ、ほら。あたしは大丈夫だから、マミはちょっとあっち行ってろよ」

マミ「そんな、いいじゃない。久しぶりに会ったんだから。つれなくしないでよ、もう」

杏子「いや、そういうんじゃなくてさ。あたしと一緒にいると、マミまで……」


「やだ、なにあれ。きたなーいwwww」

「ジョーシキないよねーwwwwあんなカッコで電車に乗るとかさーwwww」


マミ「あ……」

杏子「……ほら、な? 見滝原に着いたらちゃんと降りるから、別の車両にでも……」ジワ....

QB(不味い。ソウルジェムの濁りが加速してる。このままじゃ最悪、この電車の中で……)

QB『マミ、別の車両に移るなら、彼女も一緒に――』


マミ「ちょっと! なんなんですか、さっきからこっち見てひそひそひそひそ!」キッ

杏子「!?」


「え、あ、なんなの、こいつ?」

「べつにあたしら、悪いことなんてなんにも」


マミ「聞こえてないとでも思ったの!? 彼女は私の友達なの! なにか文句があるなら言ってみなさいよ!」


「……ちっ。なんだってのよ。いこ」スタスタ

「最悪ー。マジきもいよねー」スタスタ


マミ「……ふぅっ。さ、佐倉さん。疲れてるみたいだし、なんだったら寝ちゃってもいいわよ。
   ずっと隣に座って、見滝原に着いたら起こしてあげるから」

杏子「あ、うん……あの、ありがと……」

マミ「いいのよ、別に。あんな人達、気にすることないわ」

杏子(……しばらく見ない間に、マミの奴ずいぶん強くなったんだな……)





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