過去ログ - マミ「アバダケダブラ!」
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989: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 05:20:03.51 ID:0gckZWHD0

救護テント


ハーマイオニー「ハリー、やったわね! 素晴らしかったわ! 本当に、すごい!」

マミ「ねえ、怪我は大丈夫? 包帯巻いてあるみたいだけど……」

ハリー「マダム・ポンフリーのお陰で、もう痛くもないさ。それより――」

ロン「……」

ハリー「……ロン」

ロン「ハリー、僕、僕――こんな危ないなんて知らなかった。名前を入れた奴は、絶対に君を殺そうとしてると思う」

マミ「……!」

ハリー「……ようやく気づいたってわけ?」

ロン「……うん。だいぶかかっちまったけど」

ハリー「長すぎるよ……」

ロン「……」

ハーマイオニー「……」

マミ「……」

ハリー「だから、まあ――今度また喧嘩したら、もっと早く仲直りできるようにしようよ。お互いにね」

ロン「……ハリー! 本当に、君が助かってよかった!」

ハーマイオニー「……もう! 男の子って、なんでこんなに馬鹿なのかしら! 意地っ張り!」

ロン「ああ、ハーマイオニーに、マミも! 僕ったらひどいこと言っちまって――」

QB(ハーマイオニーが言えたことじゃないと思うなぁ……)

ハーマイオニー「ねえ、マミ? そう思うでしょ……マミ? どうしたの?」

マミ「……う、ううん。安心したら、なんだか膝が震えちゃって……」

ロン「そりゃあ、あんな試合だったもの! 僕も試合中は怖くて何度目を瞑りそうになったか!」

マミ「う、うん……それも、あるけど……」

マミ(実際に見て、言葉だけじゃなく、本当に理解できた……この試合は、本当に危ないんだ。
   さっきロンくんが言った通り、誰かが、本当に、ハリーくんを殺そうとしてる……)

マミ(一体"誰"が? "どうやって"? "何の目的で"――?)



 パ サ ッ



ロン「? マミ、なんか落としたよ……なんだい、これ。羊皮紙のきれっぱし?」

マミ「え? 私、そんなもの持ってたかしら……?」



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