過去ログ - 一方通行「俺は、オマエのことが」
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53:樹海 ◆S.CrCACBJE
2013/01/13(日) 22:00:52.94 ID:EixymdmHo
まぁ…この後、怒れる第一位と会うことを考えればツいえるなんてあり得ないわね。

っ!?

あれ?道を間違えたかしら?
以下略



54:樹海 ◆S.CrCACBJE
2013/01/13(日) 22:01:18.74 ID:EixymdmHo
っ!?

不意に背後から舐め回すような不快な声が聞こえた。

全く…こんな時にスキルアウトかしら?
以下略



55:樹海 ◆S.CrCACBJE
2013/01/13(日) 22:01:54.68 ID:EixymdmHo
学園都市の統括理事長であるアレイスター・クロウリーの根城にしてこの街の闇の最奥。

通称『窓の無いビル』。

全ての秘密を隠すかのように外界から一切を遮断したその建物に入るためには高位の空間移動能力者の手助けが必要である。
以下略



56:樹海 ◆S.CrCACBJE
2013/01/13(日) 22:02:31.04 ID:EixymdmHo
つまり後ろに立っている男はただのスキルアウト風情などではないということだ。

そのことを察知した私は風を切るかのようにして後ろを振り返った。

「そんなに慌てるなよ、結標淡希」
以下略



57:樹海 ◆S.CrCACBJE
2013/01/13(日) 22:05:32.10 ID:EixymdmHo
本日はこれで終わりです。


58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/13(日) 22:27:28.49 ID:QvnUsADS0


ここの垣根もやっぱ白いんすか


59:樹海 ◆S.CrCACBJE
2013/01/13(日) 23:28:31.03 ID:EixymdmHo
全体的にシリアスでいこうと…

完結までの構想はあるので、なるべく早目に書き終えようと思います


60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/16(水) 13:12:13.59 ID:VDrQvyWIO
おつ


61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/16(水) 13:36:19.41 ID:uxEfdwOro
あくしろよ


62:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:45:01.41 ID:SWJlnSmko
今考えると不可解な点もあった。

路地裏に入った際に、壁に付着していた血痕。

スキルアウトの抗争によるものかと思ったが、あれだけ大量の血痕が、たかだか抗争ごときで生じることはないだろう。
以下略



63:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:45:43.24 ID:SWJlnSmko
にも関わらず、それをしなかったということは、つまり…

「随分と舐めてくれるわね。垣根帝督」

そう結論付け、毅然とした風に言う。
以下略



64:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:46:34.49 ID:SWJlnSmko
本来ここまで莫迦にされたのならば、不愉快極まりない。

仮に相手がスキルアウトならば、片手で捻り潰して、力の差を見せ付けることもたわいない。

だが、しかし。
以下略



65:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:47:12.82 ID:SWJlnSmko
ふつふつと湧き上がってくる恐怖を抑え込み、なんとか声を振り絞り出す。

「物分りが良くて助かるぜ。レベル4如きに貴重な時間を無駄にしたくないんでな」

畜生ッ!どこまでも腹の立つ態度ね!
以下略



66:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:47:41.18 ID:SWJlnSmko
「!?」

垣根帝督は以前にも、一方通行を殺そうとした。

学園都市のメインプランに成り上がるために、第一位である一方通行を殺害しようとしたのだ。
以下略



67:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:48:32.88 ID:SWJlnSmko
それによって垣根は肉体に大きな損傷を負い、冷蔵庫のような巨大な生命維持装置に接続することにより一命を取り留めているという。

故に、今こうして復活した垣根が一方通行を再び殺めようと考えるのは自然なことだ。

だが…
以下略



68:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:49:14.71 ID:SWJlnSmko
「復讐?そんな瑣末なことには興味ねぇよ」

静かに反論する垣根の表情は、路地裏の暗闇に掻き消される。

「俺の目的はあくまでもメインプランに成り上がることだ。もう同じ轍は踏まねぇ」
以下略



69:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:49:50.36 ID:SWJlnSmko
「レベル5級の空間移動能力を有し、グループに属しているお前なら不意を尽き、一方通行を殺すことも可能だ」

垣根の言うことは一理あるかもしれない。

確かに私は一方通行によってトラウマを植え付けられている。
以下略



70:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:50:33.23 ID:SWJlnSmko
だが、どうしてだろうか。

この依頼を受ける理由は十分にある筈なのに、それを拒む自分がいる。

どうして自分を嬲った男を、殺したくないと思ってしまうのか。
以下略



71:樹海 ◆S.CrCACBJE[saga]
2013/01/20(日) 20:51:46.11 ID:SWJlnSmko
本日の投下はここまでです。


72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/20(日) 21:34:11.20 ID:NKmIM4c4o
乙でした


73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/24(木) 15:27:38.95 ID:m6TsY5RIO
おつ


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