過去ログ - 魔法少女フラン☆マギカ
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/18(火) 00:39:28.14 ID:NZiZepMN0
 フランは自嘲したような笑みを浮かべ、再び膝と相談し始めた。

 Q.そもそも、どうしてこんなところにいるの?

 A.原因は、パチュリーよ。

 Q.ここはどこ?

 A.外の世界か、あるいは異次元の世界。とにかく、幻想郷じゃない。

 Q.どうしたら帰れるの?

 A.スキマ妖怪さんお願いします。

 Q.お姉様は心配しているかしら?

 A.ノー・コメント。

 Q.取敢えず、どうする?

 A.寝たい。けど、寝ていいか分からない。とにかく、ここから動いた方がいい。
昼になるころには、ここも日があたると思うから。

 移動しよう。

 そうしよう。

 膝との相談の結果、移動することが決定した。
もっと木立の奥に行ってみよう。日のあたらない、影となる場所へ。

 フランはそっと息を吐き、足腰に力をれて立ち上がろうとした。

 その時だった。


「ねえ。あなた。どうしたの?」





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