過去ログ - オッレルス「…甘えた病?」フィアンマ「……困ったものだ」
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6: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/17(月) 01:30:05.98 ID:s4QGFHZAO

常にスキンシップをとっていなければならないという訳ではなく。
言うなれば携帯機器の充電のように、沢山の接触をすれば、しばらくは単独でも問題ないようだ。 そんな事実が分かったところで、フィアンマの気は晴れないし、オッレルスの疲労は計り知れない。
例えばどちらかが女の子で、互いをそれなりに好きあっていれば疲労は発生しないのだろうが、そんなスペックならそもそも悩まない。
確かにフィアンマは華奢というか、細身ではあるが、女の子のそれとは違う。
どちらにも柔らかみや丸みは無いし、声は男性らしく、声変わりを済ませた後の低いものだ。
故に、憂鬱感が漂う。
何が楽しくて同年代の男と抱き合わなければならないのだ。
しかし、症状を鎮める為に恋人を作るのもまた非効率・非合理的であり、何よりその相手に失礼だ。
幾ら傲岸なフィアンマと言えども、そんな超個人的な理由で他人の人生を振り回す趣味の持ち合わせは無かった。

「……気持ち悪い、…というよりも、気味が悪い」
「君が文句を言ってどうするんだ…」

オッレルスの胸元に顔をうずめ、フィアンマはまた再び、ため息を吐き出すのだった。




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