過去ログ - ほむら「“サヨナラ勝ち”ってどういう意味?」あすみ「知りたいの?」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/19(水) 21:02:39.68 ID:1dC4Z2gL0
ほむら「・・・・・・でも、ちょっと意外ね」

さやか「何が?」

ほむら「佐倉杏子。怒らないで聞いてほしいんだけど、あなたが、自分が女であることをすごく意識してることが、よ」

杏子「別に怒りゃしないさ。ふだんのあたしを見てれば、誰だってそう思うだろ。だけど、あたしはやっぱり、女か男かなんてどうでもいいと思ってるよ。性別がどうこう以前に、あたしはあたしだからな」

さやか「私は、考え方や、やってることは性別にかなり影響受けてて、そういうのをひっくるめたものが自分なんだ、って思う」

杏子「意外といえば、あたしにとっては昨夜のあんたの、ブチギレ具合だけどな」

ほむら「またその話? 余りいじめないで頂戴」

杏子「いや、さっきの話じゃなくてさ。あんた、キュゥべえにいろいろ理屈をこねられてキレてたろ。あれは、あたし的には分からなかった。あいつの言ってることは正しいと思ったから」

杏子「あいつは、魔法少女の願いは全部“自分が得をするため”って言ってたんだよな。あたしは、当たり前だと思ったよ。分かりきったことだと思った。それを聞いたあんたが、どうしてブチギレるのか分からなかった。あれは一体、何だったのさ」

ほむら「そのことね。・・・・・・今なら、あいつが正しいって理解できる。昨夜は、図星を突かれたのよ。それで感情的になってしまった」

ほむら「確かに私は、あいつが言ったように、神名あすみと自分の願いは違うと思ってた。でも同時に、やっぱりあいつが言ったように、どちらの願いも根の部分は同じだと、頭のどこかで分かっていた。そこを的確に突かれた」

ほむら「それに、あの神名あすみと自分が同じに扱われたことへ、ものすごい嫌悪感があった。理屈を納得できても、感情では許せなかった。それで、あんな態度になってしまった」

さやか「転校生でも、ああいうふうになることがあるんだって、びっくりしたわ」

ほむら「不様なところを見せたわね」


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