過去ログ - まどか「ほむらちゃんと凄く仲良しになりたい」
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214: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:29:35.66 ID:fvXcJjEM0
______

「鹿目まどか。どうやら彼女の精神は今非常に不安定な状態にあるようだね」

まどかが走り去る姿を遠くから眺めながら誰に言うでもなく呟く。
以下略



215: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:31:25.54 ID:fvXcJjEM0
美樹さやかにも邪魔をされるようになった。

佐倉杏子はボク達の姿を見かけると八つ裂きにするようになった。

ちょうどワルプルギスの夜が来た次の日くらいからだったか。
以下略



216: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:32:57.25 ID:fvXcJjEM0
ソウルジェムが彼女らの魂であることを知ってからマミも僕を邪魔するようになった。

ソウルジェムはボク達がエネルギーを回収出来るようにするためのシステムであると同時に、

彼女たちが少しでも闘いという運命に抗っていける様にという、
以下略



217: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:37:01.25 ID:fvXcJjEM0
それを事前に何も言われなかっただとか魂の在処とかいう些細な事で、

人間はすぐどちらに味方するかといった事を変えてしまう。

感謝してくれてもいいくらいの事だというのに、まったくもって訳がわからないよ。
以下略



218: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:39:57.09 ID:fvXcJjEM0
彼女らは皆勝手に僕たちを、

願いを叶えてくれるボランティアか何かと勘違いしただけだというのにずいぶん身勝手な話だ。

誰だって自分にとって何らかの利益をもたらす事以外をしようとなんて思わない。
以下略



219: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:42:58.16 ID:fvXcJjEM0
ボク達が理解出来ないのは例えばマミについてだ。

マミとボク達が築いてきた時間は、

暁美ほむらがこの見滝原に来てマミと過ごした時間よりずっとずっと長い。
以下略



220: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:44:45.93 ID:fvXcJjEM0
ボクたちに何もマミに対して特別な思い入れがあるわけではない。

しかし彼女は優秀な魔法少女であり、佐倉杏子、そして美樹さやかに多大な影響を与えている。

彼女がまどかが魔法少女になる様動いてくれれば僕の仕事もより容易くなるに違いない。
以下略



221: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:48:11.44 ID:fvXcJjEM0
そしてソウルジェムの秘密。

…僕自身このような言い方をするのは甚だ遺憾で、

機会があるならぜひ反論させて欲しいところだ。
以下略



222: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:49:17.24 ID:fvXcJjEM0
宇宙のため信頼回復に努めた健気なある一個体はマミに向けて何と冗談を言ったのだ。

これは感情のない僕たちにとっては相当な努力を必要とする。

理解できないものを再現する苦労というのはそれこそ並大抵のものじゃあない。
以下略



223: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:50:09.35 ID:fvXcJjEM0
「なるほど、ボセイね。僕たちにも母星があるよ。その星のためにボクは働いてるのさ」
  
「QB、茶化すなら早く出て行って」

人間というものは実に自分勝手なもので「場の空気」とかいう存在しないもの物に呼応して、
以下略



224: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/22(土) 19:51:08.33 ID:fvXcJjEM0
理解し難い事に同じ事をしてもその都度感じ方が違うのである。

いつも同じ様に物事に対処できないというのは実に不便だろうと思うが、

おそらくそれが感情という莫大なエネルギーを扱うことの代償なのだろうね。
以下略



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