過去ログ - まどか「ほむらちゃんと凄く仲良しになりたい」
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324: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:25:30.62 ID:Tm9ZgNDG0
「ねえ、ほむらちゃん、見て」
  
「これは…お弁当が二つあるわ」

わけがわからないという顔をほむらちゃんはしていますが、
以下略



325: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:26:25.44 ID:Tm9ZgNDG0
ほむらちゃんは確かに先ほど、

全速力で泣きながらこちらに向かってきていた様に見えました。

しかし私の眼前にあるお弁当はパパと朝一緒に詰めた時と比べてまったく変わっていない様子で、
以下略



326: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:27:25.10 ID:Tm9ZgNDG0
「こっちのお弁当をね、ほむらちゃんに食べて欲しいの」
  
「え?」

ますます不思議そうな顔をするほむらちゃん。それも当然のことです。
以下略



327: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:29:53.13 ID:Tm9ZgNDG0
我ながら無茶苦茶な事を言ってると思います。

そもそもさっきほむらちゃんはマミさんと一緒に自分のお弁当を食べているのです。

やっぱりこんなお願い叶いっこないよ。そんな思いが頭を掠めます。
以下略



328: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:34:04.31 ID:Tm9ZgNDG0
しかし中々おかずに手をつけようとはせず何かについて真剣に考え込んでいるようです。
  
「私も彼女のように覚悟を決めるべきなのかもしれないわね…」

「彼女」が誰なのかわかりませんがそんなに食べたくないのでしょうか?
以下略



329: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:38:53.53 ID:Tm9ZgNDG0
ほむらちゃんの手からお弁当を取り上げようとします。

しかしほむらちゃんは箸を持っていないほうの手でピシリと私の手を払いのけました。
  
「そうじゃないわ。先ほども言ったでしょう。
以下略



330: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:42:46.30 ID:Tm9ZgNDG0
「まどか、私からも一つお願いがあるのだけれど」

ほむらちゃんのお願い。

私にも何かほむらちゃんに頼られる事があるんだ。
以下略



331: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:44:28.71 ID:Tm9ZgNDG0
「そう、ありがとう」

そういってほむらちゃんは美しい自身の長い黒髪をファサッってかきあげます。

この仕草はほむらちゃんがカッコつけたい時と照れてる時にしているんだろうなあって、
以下略



332: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:47:54.90 ID:Tm9ZgNDG0
「ただ私は先ほど昼休みに巴マミとともに自分のお弁当を食べたから、

こんなにたくさんの量を食べ切ることはとてもできそうにないわ。

無理だと思う理由は他にも元々私はかなり小食な方だというのもあるわね。
以下略



333: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/25(火) 01:49:48.07 ID:Tm9ZgNDG0
「な、なんだ良かった…。てっきりもっと大変なお願いかと思ってたよ」

私もパパに作ってもらったほうのお弁当があるけど、

ほむらちゃんに私のお弁当を食べてもらえるならお安いご用です。
以下略



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