過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」桃子「20っすよ、京ちゃんっ!」【鶴賀】
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264: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/12/22(土) 23:36:58.90 ID:h1ZkfgJ80
キュー「キュ、キュ!」

桃子「あははっ、くすぐったいっすよ!」

キュー「キューッ!」

京太郎「……」

しかし、本当に蚊帳の外だ。

久しぶりの遊び相手だからか、キューも楽しそうにモモにじゃれている。

そうなると、本当に蚊帳の外で。

京太郎「……」

いらいら、と。

むらむら、と。

どっちも同じくらいふつふつと湧き上がってくる。

桃子「や……っ、そんなところ触ったらダメっすよ……っ!」

京太郎「」

プチ、と何かが切れた。

そんな声、俺でさえ聞いたこと無いのに。

とういか、普通俺が一番最初に出させる声のはずなのに。

キューによって、何か感じたような声を出すモモにいらいらとする。

京太郎「モモ」

……さっきも言っていた通り、俺の脳内はいろいろあってピンクに染まっていた。

一瞬で変わるわけ無いじゃないか。

他の色に変えようとしたところで、その色を過剰に混ぜなければその面影は消えない。

だから、消えない。

消えていない。

桃子「何――」

視線をおなかの上に載るキューから俺に写す。

上目遣いになる彼女の頬を両手で掴んで、そして唇を近づけた。

有無を言わせる前に、すぐに。

京太郎「ちゅ……」

桃子「――!?」

京太郎「……」

……そのまま躊躇って。

……舌を引っこめた。

ようするに、俺こと須賀京太郎はへたれだったわけだ。


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