過去ログ - 女友「おんなー、何見てるの?」 女「んー? 別に」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/21(木) 12:22:24.14 ID:HDgt56gp0


男友「これをクラスに配ればいいの?」

ナルコ「そう、そんだけ。重いけどイケる?」

男友「大丈夫ですよ。俺、ナルコさんのためなら何でも出来ますから」

ナルコ「サンキュー。御礼に後でイイことして、あ・げ・る」

男友「よっしゃ。じゃあ期待しないで、待ってます」ペコ スタスタ

ナルコ「は〜い〜で、女は」

女「はい」

ナルコ「ちょっとこっちきて」


-英語科準備室-


ナルコ「これ、ホッチキスで留めるの手伝ってくれる?」

女「はい」


女 カチッ・・・サラサラ、スッ、トントン・・・カチッ・・・サラサラ、スッ、トントン・・・カチッ・・・

ナルコ カチッ・・・スーッ、トントン、カチッ・・・スーッ、トントン、カチッ・・・スーッ、トントン、カチッ・・・


ナルコ「今朝は残念だったねぇ」

女「・・・」

ナルコ「男、グイグイきてたのに」

女「ナルさんが止めるから」

ナルコ「そりゃあ、いちお教師だし?」

女「私の気持ち知ってるのに」

ナルコ「本当なら今ごろ、2人はどこに居っかねぇ」

女「ひどいです」

ナルコ「じょーだん。本当に聞きたいのは、身体。大丈夫だって?」

女「・・・はい。安静にしてれば、じきに治まるって」

ナルコ「そう・・・ま、なんかあれば何でもいいなよ。親戚なんだしさ」

女「うん…ありがとうございます。」


本当なら英語係の仕事はワークを配れば終わりだったが、ナルコは女が心配だった。

去年から親戚同士になり、初めて顔を見たとき、初めて会話したときから、2人はどこか息が合った。
すぐに同じ学校の先生と生徒だと判明し、お互い自分で珍しいと感じるほど
凸凹のピースがとてもうまくハマる。

真面目と不真面目、おとなしいと大胆、明と暗、愛するものと愛されるもの。

時には逆になり、

自然と楽しく笑い合い、話すことは何でもだった。

女はナルコの刺激が強すぎる話も
お腹が痛くなるほど-トびすぎていて異世界のよう-に笑った。
「ナルコらしさ」に愛しさを感じ、ナルコはその「純粋さ」を美しいと感じながら
想うのは、互いに『大切にする』という気持ち。

以来、何かあると女はナルコにメールを入れていた。
病院に寄ってから行きます、と今朝ケータイが鳴ると
ナルコは何となく気になって、女の母親に電話をし、詳しく話を聞いた。




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