102: ◆hpOs4el2EFNo[saga]
2013/01/12(土) 08:38:05.97 ID:hXET7jbO0
上条「なななな、なんだよ布都。………もしかして敵に何か動きが―――!」
物部「ちがう!さっきから物思いにふける様な顔をして黙り込んでしまったから心配しておったのじゃ。何をボサッとしとる?」
上条「ベベベベ、ベツニボサットナンカシテナイデスノコトヨー」
上条があからさまに片言になっているのを不審に思ったのか、物部はさらに上条の近くへと寄ってくる。
物部「………ん」
具体的には肌と肌が触れる位置まで、と、いうか顔と顔がぶつかりそうになって………
上条「どおぅわっとおおぉぉ!!」
奇声を上げながら顔を反らして正面衝突を避け、後ろ足で物部と距離を取る。
心臓が色んな意味でバクバクと高鳴っているのが嫌でも分かった。
物部「何故避ける、体温を測ろうとしただけじゃろう。顔が真っ赤になっとるし、体温にも上昇が感じ取れるぞ?」
上条「自分の体温くらい上条さんは分かります!平均36,8度!平常です平常!!てかそもそも無言で顔を近づけてくんじゃねぇ!!」
それからしばらくの間、意地になった物部と、そもそも熱を図るのってオデコである必要なくね?という事にも(テンパって)気づかない上条による激しい戦い(と言う名のオデコ争奪戦)が巻き起こったが、小萌先生のニッコリ笑顔で屋根から引き摺り下ろされて、しっかりと断罪をくらいましたとさ
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