50: ◆hpOs4el2EFNo[saga]
2013/01/04(金) 00:01:06.94 ID:Wno0jqL30
御坂「――――っ!」
上条「………………………」
一瞬、本当に一瞬の出来事だった。
ガシッ!! という何かをつかむ音と共に、御坂の顔上半分が上条の右手で覆われた。
その途端何故か、学園都市でも7人しかいない超能力者である彼女の電撃がかき消され、無へと消える。電撃はおろか、静電気一つ出ていない。
上条「………おいビリビリ」
上条は、御坂の顔面を捉えながら、声を低くして言った。
上条「………悪いけど今日は時間がないんだ。また今度にしてくれよ?」
御坂「な、なによ?そんな事関係な―――」
上条「―――そっか。じゃあ………」
上条は、はぁ、と小さく溜息を付くと。
上条「マジメにやるから覚悟しろ―――」
数分後、そこには子犬みたいにビビッている御坂美琴がひとりでポツン、と立っていた。
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