過去ログ - 京太郎「救われぬ愛に救いの手を」
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809: ◆VB1fdkUTPA[saga]
2013/01/08(火) 21:12:05.99 ID:YninyfmJo
連れてきてしまった。
部屋に入り、俺はダンボールの山に手を伸ばす。
部長は後ろに。
気づけば、ゆっくりとベッドに腰掛けていた。
……俺、勢いでとんでもないことしてないか?
部長を部屋に連れ込むとか。
いや普通に用事があるだけなんだけどさ。
哩「……凄い量やね」
京太郎「いやーはっは。江崎先輩ずっと飲んでますから、全部の試合中」
そのせいで今日青い顔してたけどな。
それは口にしない。
ただ、俺の言いたいことは察したらしい。
何処か呆れてるように溜息を吐いていた。
哩「……仁美にも気ぃばつけるごと言うておくちゃ」
京太郎「お願いします……部長、スポーツドリンクでいいですか?」
哩「ん、よかよ」
ダンボールを退けて冷蔵庫を開き、俺は一本のスポーツドリンクを掴む。
机の下にある小さい冷蔵庫。
意外と冷えててキンキンだ。
冷凍庫の部分に入ってた奴かな、とか思いつつ。
俺は部長にそれを渡した。
手にとった部長は、目を丸くしていた。
哩「ひゃっ、冷たか!?」
京太郎「いや、なんかすいません……」
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