23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/20(日) 17:07:21.82 ID:+tlSr1BDO
ほむらからは何やら伺い知れぬ限りなく疑りに近い視線を浴びせられ、かぐらからは期待に満ちた視線を向けられながらクロはテーブルに向かって歩いていく。
クロ(まぁ、見てろって)
一歩、また一歩と踏み込むたびに自信を深める。
だが、確信的なものなどない。
むしろ、やれるって全然やれるってとばかりの向こう見ずさがあったと後にクロは語った。
まどか「あれ?今度はクロちゃんだ」
まどかの言葉に残りの二人が気付いた。
先程のかぐらの事もあり、しかも中々に珍しい方が来たのだから皆興味津々である。
何故か、知久、詢子、タツヤまでクロを見ていた。
まどか「クロちゃん、何か用?」
顔を覗き込むように見下ろしながら、まどかはクロに問う。
だが、しかし彼の事情をよく知らないであろう母がいる限り彼が口を開かない事くらいは分かる。
ここは、クロの心情を性格に読み取りしっかりと答えてあげなければならない。
まどか「えーと……、クロちゃんも抱っこ?」
先の間違った正解から、またも無理矢理に公式に当てはめる。
猫がくるイコール抱っこ要求というあまりに単純な考えだ。
だが、それにマミは思いのほか食い付いた。
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