380:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/07(月) 00:14:36.06 ID:U5w47vNDO
恐怖のあまりをマミは目を閉じた。
それはもはや敗北宣言であり、自らに降りかかる不幸からの逃避行動であった。
知久「はい、そこまで」
と、ガンッと凄まじい音が真っ暗な世界に響き渡った。
それと、優しい声。
恐る恐る目を開けると、そこには頭に大きなタンコブを作り目を回している詢子と、思いっきり拳を固めて詢子の後ろで笑顔を作っていた知久であった。
そして、自分の側にはいつの間にかまどかがいる。
知久「大丈夫?マミさん」
マミ「は、はい。なんとか」
まどか「マミさん、ごめんなさい。本当はもっと早く助けたかったんだけど、でも、マミさんファンの人達の事を考えればもう少し待ってもって・・・・本当にすみませんでした!」
文字を打つ指が止まらなかった。
でも後悔はしない。
マミ「ちょっと訳が分からないけど、私は平気よ。それよりも詢子さんは・・・・」
先ほどとてつもない損害を被ったにも関わらず、マミは詢子の事を心配していた。
人が良いのか、良すぎるのか微妙なラインである。
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