8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/11(金) 14:03:06.89 ID:Z/gmxccDO
─────────────もう、だいぶ遠くなってしまった日々の話だが。
かぐら(ととっ、いけない。いけない)
ブンブンと首をふって意識を現在に集中させる。
今は、考えるのは止めよう。
せっかく目の前に楽しめる事が転がってきたのに、それで遊ばないのは単なる損ではないか。
それじゃ駄目だ。
『約束』だってしたんだから。
かぐら(よーし、それじゃあ、チャッチャカ甘えちゃってご馳走頂いちゃおっ)
まどか「……ん、あれ?どうしたのかぐらちゃん」
まどかが気が付いた瞬間、キランというキャッチがよく似合いそうなくらい僅かに、かぐらは目を細めた。
行動開始だ。
かぐら「ニャオーン。ゴロゴロ、ニャー」
まどか「あれれ、どうしたのかニャア?」
ゴロゴロと喉を鳴らしてまどかの足に頭をグリグリと押し付ける。
普段でもあまりやらない敬愛の儀ではあるのだが、やはりこれくらいあざとい方が良く効くようだ。
証拠に、まどかの口はどうしようもないくらい緩んで、何故か猫の泣き真似を人間の言葉にフューチャリングさせている。
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