過去ログ - ネミッサ「いつかアンタを泣かす」 ほむら「そう、期待しているわ」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/01/23(水) 21:41:49.36 ID:IJ1OI9UG0
杏子は悩みが多い。
まず一つは勉強のこと。年単位でブランクがあり、ついていけるかが
不安だった。
また学校生活そのものもそうだ。幸い、生活リズムは鹿目家での生活
により夏休みでもちゃんとしていた。だが同年代の友人なと魔法少女
になってからほとんどいない。どう友達を作っていいかまるで分らな
いらしい。
「今から焦るこっちゃないでしょ」
「さやかは焦るべきよ。毎日寝てるんだもの」
「あ、それでもなんとかなるのか!」
じとっと横目でにらむまどか。
「ならないからねお姉ちゃん」
「おー、さっそくマドカちゃんがしっかり者の妹に」
「杏子さんは頼りにならないのかしら?」
「う、すげえ言われようだ」
現在、パトロールはマミを除く四人で行っている。手に入れた
グリーフ・シードは個々のソウルジェムの穢れ具合が大きい人を
優先で使ってもらうようにしてある。
時折、受験勉強のストレスで穢れが加速するマミを除いて、戦闘に
参加した人から順に使う形だ。
「戦うときはすっごい頼りになるんだけどね」
「な、そうだろっっ」
口外に『それ以外は駄目』と言われていることに気付かず得意げな
杏子。ネミッサの遠回しな助言も効果なし、である。
「今夜は、あたしとネミッサだったよな」
「待機は私ね。二人は大丈夫でしょうけど、
何かあったら遠慮なく呼んで頂戴」
「ほむらの出番はないぜ、安心しといてくれ」
自分の得意分野ということで、杏子は急に元気になり、皆の笑いを
誘った。
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