過去ログ - ネミッサ「いつかアンタを泣かす」 ほむら「そう、期待しているわ」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/01/24(木) 22:52:43.88 ID:2Cr3Y+C40
「さて、月初めだし、あの書類回収していい?」
書類とは、例の『リサイクル』の使用頻度を確認する文書のことだ。
使用回数や吸収具合などを書き込み、提出するためのものだ。
ここの四人や、ほかの魔法少女の使用具合から平均すると、
狩りなどで魔力を過剰に消費しない限り、一週間で一個くらいで
事足りるだろうことがわかってきた。だが現在はまだ供給が追い付かず
狩りをせずに済む、という状態は難しかった。
「あー、これめんどくさかったー」
「ちょっとなー。宿題みたいだったよ」
「はい、ネミッサ。私の分よ」
「こっちも渡すわ」」
「ありがと、マミちゃんホムラちゃんのは読みやすいって
スタッフも喜んでるよ。ありがとね」
「あたしらのは……?」
「ん? ノーコメントで!」
その言葉の意味を知り、落ち込む二人。何度か書き直したのち、
ネミッサに手渡す。不備があるかざっと目を通し確認すると
全員分をクリアファイルに入れる。
「うん、お疲れ。これと使用済み渡したら、
『リサイクル』もってくるから、また記入よろしくね」
「えー、またぁ?」
夏休みの日記を最終日に書くような杏子とさやかは文句を漏らすが
ネミッサは聞かないことにした。
そんな中、マミはちょっとだけ、浮かない顔をしていた。それに
気づいたほむらが声をかける。
「どうしたのマミ。ちょっと疲れていない?」
「ああ、いえ。ちょっとね」
「んー? どったの? なんか問題?」
「なんとなくだけどね。『リサイクル』のこと、ちょっと気になって」
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