過去ログ - 勇者「 最終的に頼りになるのは自分の力だ」
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◆JKtjWoDovw
2013/02/17(日) 21:19:47.13 ID:ssb+JyAL0
魔法使い「私と…あの子を担いで運んでくれたのも…あなたでしょ?」
魔法使い「エルフさんから聞いたわ。」
勇者「…必死だったんだよ。」
魔法使い「…………」
勇者「とにかく…さ。ゆっくり休もうよ今は。
ここの村長に聞いたら明日、ここから魔法の国に送ってくれるってさ。
ただ、森を出てすぐの所だから魔法の国まで歩いていかないとだけど…」
魔法使い「ありがとう………そんなにしてくれて……
わ…私……どうしよう……。あなたに酷い事……今更謝って……」
勇者「…べ、べつにいいよ。
君のおかげで魔法王様も無事だったんだし。」
魔法使い「勇者…」
勇者「……初めて会ったときはさ、姉妹かと思ったよ。君と魔法王様。
魔法使いの魔法王様をなによりも大事にしてる感じが伝わるよ。」
勇者「だからさ……結果的には魔法王様は助かったんだ。
……その、とことん自分を責めなくても良いと思うよ?」
勇者「僕だってサキュバスに捕まってなければ良かったかもしれないし…
でもそうしたら、北の部隊の皆は助からないし…
そもそもエルフとオークが…ってきりがないよ。」
魔法使い「………やさしいのね。」
勇者「そう?」
魔法使い「…私ね。元々勇者部隊の立候補だったの。」
勇者「へえ!そうだったんだ。」
魔法使い「でも、あとちょっとのところで落選。
自分の力が認められなくて、自暴自棄になってた頃…」
魔法使い「私の両親が当時担当していた仕事…魔法王様の教育係に選ばれたのよ。
両親は教育方面での仕事の評価が良くて…
それで年の近い私が選ばれたの…」
勇者「そんな事が…」
魔法使い「でも…ね。その時は、見下してたの…あの子の事。」
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