過去ログ - イチローが学園都市にやってくるようです -再試合-
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53: ◆I045Kc4ns6
2013/01/09(水) 22:47:42.24 ID:jblOWGwS0

今日の気分は最悪だ。九腸寸断とは正にこのことだと黒子は思う。
当然ながら授業なんて頭に入ってこない。
今朝の彼女は、この素晴らしい朝に相応しいように、愛しのお姉様に熱い目覚めのベーゼを送ろうと近づいたのだ。
当然、電撃が飛んでくるのは覚悟の上。
それもお姉様の表現する一つの愛の形。そしてその愛を受け止める私。
あぁなんと美しくも儚く悲しい恋物語だろうか。
そうしてベッドに飛び込んだものの、待てど暮らせど痺れて黒焦げになるようなことは一向に起きない。
おかしいぞ、と黒子は思う。
いつもなら有無を言わさずに電撃が飛んでくるのにそれが無いのだから、思わず首を傾げる。
流石にベーゼだの愛などと言ってはいられず、心配になって声を掛けた。

「お姉様?お姉様?」

ユサユサと身体を揺する。風邪でも拗らせたかと思い、おでこに手を当ててみる。
伝わる温もりは特に異常も無く、どうやら熱も無いようだ。
しからば、どうしてお姉様はこんな反応なのか。
脳をフル活用して原因究明を測ろうとした時、御坂美琴がベッドから身体を起こした。




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