過去ログ - ほむら「ラムダ・ドライバ?」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/10(木) 00:47:13.13 ID:OAq42GrIO
宗介は廊下を駆け抜ける。

事前に入手した地図で保健室への道は完全に頭に入っている為、迷う事は一切なかった。

それに、この全面ガラス張りの校舎だ。
すぐに目標を確認する。

渡り廊下、二人きりで向き合っている。

(なんだ、保健室への道だが行く気がないのか)

宗介の頭の中で不安がよぎる。

もし、この状況でほむらが銃をまどかへ突き付けたなら。

この距離だ、宗介に止める事はできない。
持っている武器も、制服の裏に掛けたグロック19一丁のみ。

(クソッ!油断していた!)

より一層、宗介は早く走り、懐から銃を抜く。

あと少し、少しだけだ。
距離が近づいてくる。

(ここならば、いける、、、!)

この距離ならば射程圏内だ。
トリガーをいつでも引けるように構える。

「動くな!両手を挙げろ!!」

構えたままさらに接近する。

突然の大声にまどかは肩をビクリとさせる。
ほむらは唖然としていた。

「少しでも不審な動きをしてみろ、眉間に穴があくぞ」

ほむらへ銃口を向けた、その瞬間背後から衝撃をうける

「黙らっしゃーい!!」

美樹さやかの声だ。

「何が眉間に穴があくよ、このバカ転校生!
様子が変だったから、追ってきてみて正解だわ!」

それとともにどこからともなく取り出したハリセンで頭をはたかれる。

「痛いじゃないか」

銃口がほむらから外れ、安堵の息がほむらから漏れる。

「助かったわ、美樹さやか」

「え、えぇっ、うん、別にモテルガンでしょ?そんなに礼を言わなくても良いって」

モデルガン。
この認識の甘さがここは日本だと伝えてくれるように感じた。


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