204: ◆Upzc6141AI[saga]
2013/01/22(火) 00:29:15.07 ID:Ke7F7FlIO
見滝原駅
「んんー!はるばるやって来たぞ、ミタキハラ!!!」
駅に一人、艶やかな黒髪で長髪の少女が降り立つ。
千鳥かなめだ。
人がいないからか、つい一人で叫んでしまう。
「とは言え、こんな時間からどうしようか……」
時刻は平日の昼間。
人も居なければ、宗介が何処にいるかもわからない。
そうだ、通信機に連絡しよう。
かなめは鞄から今時の女子高生とは思えないような大型の電話のような物を取り出す。
実はこれ、電話ではなく宗介から渡された通信機だ。
「あ、ソースケ?いま何してんの?」
『む、千鳥か。今は学校だ』
「え?学校?」
かなめは任務としか聞かされていなかった。
何故学校にいるのかはわからない。
『そうだ。何か用があったか?』
「見滝原に着いたんだけど、どうしようかなーって」
『そうか。ならば今から指定する住所に向かうといい。マオがいる筈だ』
そう言われると、かなめはとりあえず指定された住所へと向かった。
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