228: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:23:45.12 ID:civaOl4IO
振り向きざまに凪払う。
だが、使い魔の捨て身の一撃はキリカに届いた。
隙ができる。
再び現れる大量の使い魔がキリカに迫る。
229: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:24:22.87 ID:civaOl4IO
「気にしないでくださいって!」
「ありがとう!美樹さやか!!君は本当に……恩人だ!!」
傷が治ると、真っ先に感謝を伝えたのはキリカだった。
230: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:25:00.50 ID:civaOl4IO
「でも、これは貴重な物なんじゃ」
「いいんですよ、あたしたち仲間なんですから!」
キリカが遠慮しようとしたのを遮る。
231: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:25:26.06 ID:civaOl4IO
キリカは先程さやかが何かを考えていた時に、さやかのソウルジェムが濁ったのを見逃していなかった。
(まずいね……
織莉子は気が付いてないみたいだけど、確実にさやかの地雷を踏んでしまったみたいだ。
些細な事だと思っておこう…それより)
232: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:25:56.75 ID:civaOl4IO
一般用昇降口
「私って、やっぱり卑怯…ですよね……」
おもむろにまどかが口を開くと、出てきた言葉はこんなものだった。
233: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:26:32.61 ID:civaOl4IO
校庭
宗介たちの戦いは、魔女とは違い目の前の敵となのだ。
既に戦闘は始まっている。
234: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:27:08.43 ID:civaOl4IO
『軍曹。ターゲットβ進路が校舎側へ急変』
βの<エリゴール>の進路は突如ウルズチームから離れるように校舎へ。
「誘導されている…?」
235: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:27:38.89 ID:civaOl4IO
校舎付近
<レーバテイン>のパワーならば<エリゴール>に追い付くのは容易だが、離れた距離を縮めるにはまだ時間が足りなかった。
236: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:28:06.41 ID:civaOl4IO
渡り廊下
時間は少し遡る。
237: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:29:17.18 ID:civaOl4IO
???
君に、少しだけ魔法で叶った戦いのない素晴らしい日々を見せてあげよう。
238: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/01/28(月) 01:30:23.70 ID:civaOl4IO
「やめて……!」
見る事が耐えられなくなり、涙目で記事を閉じる。
被害を受けて亡くなった人の名前に、巴マミと書かれていたのだから。
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