過去ログ - ほむら「ラムダ・ドライバ?」
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304: ◆Upzc6141AI[sage saga]
2013/02/14(木) 01:39:49.65 ID:4S4ynx9IO
「そうだな。俺たちには、まだ時間がある。超えるんだろう?ワルプルギスとやらを」

その宗介の一言でさやかはハッと思い出す。
ウルズチーム全員にテッサ、それにほむらは明日からワルプルギス当日までは見滝原から離れるのだった。

「そうだよね…うん、頑張ろう!」

「まあ、ソースケは居なくなるけど、あたしは居るから完全に元のメンバーって訳じゃないけどね」

後ろの方からかなめがひょっこりと顔を出した。

「このメンバーで集まれるのは、再来週か……よし、楽しみにしていよう。織莉子のそうだよねっ?」

「ええ、勿論よ」

織莉子とキリカはまた会える事を既に楽しみにしているようだ。

「おう、じゃあさやかも気を付けて行ってこいよ!」

「さやかおねーちゃん、またね!」

「いってらっしゃい、美樹さん」

杏子、ゆま、マミもさやかに一声かける。

「サヤカ、あたしたちがいない間も気を付けなよ」

「そうそう、なんか前のカナメを見てるみたいでハラハラするぜ」

「まだ会ってから間もないが…この街は任せたぞ」

マオ、クルツ、クルーゾーも同じく別れの挨拶を告げる。

「さやかちゃん…行ってらっしゃい」
そして、親友であるまどか。

この後の事を聞かされていて気が気でないのか、少し暗いがしっかりと前を見て見送った。

「それじゃ、行ってくるよ!」

全員の別れを聞くと、さやかは元気よく挨拶をして去って行く。

バタリ、と音を立てて玄関の扉が閉まる。

「よし…と言うのも変だけれど……行ったようね。
それじゃあ、任務を開始するわ」

それと同時にほむらが今日のメインイベントの開始を宣言。

「なあなあ、ソースケ。こーゆー時って、なんて言うべきだっけか?」

「ああ、そうだな。
アイアイ・マム、か?」

「実は私、その台詞を言う側になってみたかったんです」

「テッサ、あんたって娘は…まあいいんじゃないの?ベンはどう思う?」

「俺も構わんぞ」

本来、見滝原の住人ではない彼らは身内でしか通じない話を合わせる。

話が終わると、その5人はほむらに向き直りビシッと敬礼。

「アイアイ・マム!」

ほむらは唖然とする。

「え、ええ、あ、ありがとう…?」

少し間の抜けた返事を返す。
そこでようやく周りからも笑いが零れた。

「ありゃりゃ?俺たちは割と真面目なんだけどな…」

クルツはその反応に困らせられた。

「そうですよね…実際に大の大人が子供にこんなビッチリ敬礼なんて、なんかシュールですもの」

テッサ自分はやられる側であったから感覚が麻痺していたのかもしれない。
他にしてみても、これが恒常的な風景なのだからやはりそちらも麻痺していたらしい。


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