352: ◆Upzc6141AI[ saga]
2013/03/02(土) 00:44:52.74 ID:oUzn7LqhO
イメージ通りに作動しない苛立ち。
「そうだな…説明だと弓はわかりにくいか。
目標を破壊するだけじゃなくて、武器から放つもののイメージだ。
見ていろ」
そう言うと<レーバテイン>は例の岩へ武器も持たずに走り出す。
そのまま右の拳で岩を殴る。
ピタリ。
その接触の姿勢で止まる。
「拳の一点に…力のイメージ!」
力場は目には見えない。
だが、ほむらはその拳から放たれる力場がどれほど強力であるかは岩の様子と、感覚的に理解できた。
(あの岩が…)
一発で、岩は文字通り木っ端微塵となっていた。
「こっちの方がわかりやすかったかもしれんな」
<レーバテイン>の後頭部から飛び出た放熱索がしまわれると、ほむらに向き直る。
「やってみる?」
「ああ、やってみろ」
同じように拳を別の岩に叩き込む。
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