36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/11(金) 00:25:45.84 ID:rr1ChsAIO
「それにしても、貴方そのコートが似合わないわね」
宗介はコートを羽織っていた。
「仕方ないだろう。便利な物なんだ」
かつてテッサの兄であるレナード・テスタロッサが使っていた「アクティブな防弾衣」を改良した物だ。
デザインはかつてのキザったらしいコートではなく、フード付きの普段着のジャケットとしても扱えそうに変更。
そして、内部AIを移し替えて、宗介の相棒の「アル」のサポートを受けられるようにされている。
「アル、周囲の状態の報告を」
宗介が独り言のように指示を出す。
「ラージャ。
小型の熱源を一つ確認。接近してきます」
アルが熱源を探知。
宗介は銃を構えた。
ほむらもそれに続く。
そして、暗闇から現れた物は宗介の予想を裏切る可愛らしいものであった。
「なんだこいつは」
「インキュベーターよ」
ほむらは即答する。
そして、それを憎んでいるかの様な表情で拳銃を強く構える。
その直後、発砲音。
インキュベーターの目と目の間に綺麗に穴が空いていた。
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