過去ログ - ほむら「ラムダ・ドライバ?」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/11(金) 00:41:49.18 ID:rr1ChsAIO
そうこう考えている内に、セーフハウスに辿り着いた。

できるだけ護衛がスムーズに行えるように、鹿目家の付近のアパートをセーフハウスとして提供されていた。

部屋の扉を開ける前に拳銃を抜き出し、顔を出さないように扉を開ける。
室内の安全確認。

(よし、誰もいないな)

生活感がまるでない部屋の中心に置かれた通信機をとる。
本日の状況の報告をするのだ。

その前に時計を確認。
ほむらと解散してから、もう一時間程経過していた。

本部へ合わせて通信。

「こちらウルズ7。たった今セーフハウスに帰還しました」

少しノイズ混じりにスピーカーから声が送られてくる。

「こちらアンスズ。状況の報告をお願いします」

直接通信に出たのはテッサだった。

宗介はこの一日の出来事を全て報告する事にした。

学校での事、魔法少女、魔女、使い魔、インキュベーター、、、

それら全てを説明すると、テッサは通信越しの声でもわかるくらいに半信半疑であった。

「そうですか、、、サガラさん、もしかして疲れてますか?」

「いえ、そのような事は断じてありません。睡眠も充分にとれていますし、戦場の様なストレスもないです」

宗介は即答する。

「それらの全てはこの目で確認しました。
それと、アルのダメージデータの方も送信します。
恐らく、それを見れば信じるに値するものだと」

確かに、いきなり報告するには突飛過ぎる話だ。疑う方が当然の反応だろう。

だからこそ、データには信憑性がある。

そう結論付けた宗介はデータを提出する事にした。

(せめて、もう一人目撃者がいれば信じてもらえそうではあるが、、、)

そう思った時に、インターホンが鳴り響く。

「すみません、大佐殿。
少し待っててもらえますか」

念の為、拳銃を手に玄関へ。
少しだけドアを開けると、そこには見知った顔が二人。
クルツとマオだ。

「よ、ソースケ。
上がってもいいか?」

この二人もこの任務に就いていたのか。

「ああ、構わない」

扉を全て開けるともう一人の姿が。

(しまった、迂闊過ぎた、、、!)

そう思うと即座にドアを乱暴に開け放ち、銃を向ける。

そしてその銃口の先には、暁美ほむらが立っていた。

「今晩は、相良宗介」



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