過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」智美「23だぞー！」【鶴賀】

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882: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2013/01/24(木) 22:37:22.45 ID:2+THEUTc0
京太郎「それじゃ、宥さん先に入ってください」

京太郎「こっち向いてますから」

宥「あ、うん……」

丁度反対側を向く。

……よく考えたらこの格好は宥さんにケツを向ける格好になっているのか。

ああ、なんかすっごく申し訳ない気分。

宥「……ん」

ちゃぷ、と音がする。

そのまま、小さな音が何度か響き、そして消える。

宥「……もう、大丈夫、だよ」

京太郎「ああ、はい、了解です」

くるり、と振り向く。

お湯に浮かぶおもちを抑える宥さんが首をかしげてこちらを見つめていた。

本当におもちってそうやって浮かぶんだ……すげぇ……。

宥「……京太郎君？」

京太郎「ああ、今入ります！」

……ああ、もう、見惚れすぎだろ、俺。

足の先からゆっくり……徐々に慣れるようにして湯に浸かる。

京太郎「……あったけ～」

宥「うん、あったか～い」

そのまま肩まで浸かった。

目の前には宥さんが同じように足を伸ばして浸かっていた。

少し視線を降としたいところだが、こんなにも見つめられていて、そんなことができるはずもない。

宥「えへへ、気持ちいいね、京太郎君……」

京太郎「ええ……やっぱり温泉っていいですよね……」

にこりと微笑む。

丁度適温だ、本当に気持ちがいい。

ありふれた言葉だけど、体の芯から温まるようだ。

宥「掃除中だから、二人だけだよ？」

……そう考えると、なんだかちょっと恥ずかしくなってきた。

思わず視線を逸らす。

宥「……京太郎君？」

京太郎「ああ、いや」

なんでもない、といいつつ、視線は戻せない。

ガン見しようとしていたはずが、今度は視界に入れないようにしている。

……初心を通り越しているな、俺。

いや、だってさ、白い肌だったり、大きなおもちだったり、綺麗なラインを描く体だったり。

そんなの高校生になりたての男子にはいささか刺激的過ぎる。

だってもう、反応してらっしゃいますもん。

お願いします、どうかこちらをみないでください。

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