35:1[saga]
2013/02/02(土) 02:02:30.69 ID:rJV636970
マミ「そういえば、暁美さん」
ほむら「何?」
マミ「さっき、結界の中で私が戦っているところは見たかしら?」
ほむら「いえ……、私があなた達を見つけた時、結界はもう無くなってて、あなたも既に変身を解除していたし……」
マミ「そう、それならいいの。
それと暁美さん……、明日のことなんだけどね。
先程けあなたと同じクラスの鹿目さんと美樹さん達に事情を説明しようと思っているのだけど……」
ほむら「あなたまさか、あの子達を魔法少女に勧誘するつもり!?」
マミ「そんな、私はあの子達を魔法少女に勧誘するつもりなんてないわよ。
むしろ、もう魔法少女を増やしたくないと思っているし……」
ほむら「……そう。早とちりしてしまってごめんなさい」
マミ「いえ、気にしないで。
それでね、ちょっとあなたに手伝って欲しいことがあるの」
ほむら「何かしら?」
マミ「明日、私が二人に話そうと思っている内容の中には、キュゥべえには聞いて欲しくないこともあって。だから―」
ほむら「つまり、私にキュゥべえの監視をしておいて欲しいということね?」
マミ「そういうことね。飲み込みが早くて助かるわ」
キュゥべえ「……」
マミ「それじゃあ、今日はよろしくね」
ほむら「え?」
マミ「暁美さん、泊まっていってくれるのでしょう?」
ほむら「どうして、私が泊まる必要があるの?」
マミ「もちろん、今からキュゥべえの監視をするためよ。
私達と違って睡眠はあまり必要ないみたいだし、夜通しで見張っておかなくちゃね。
これまでは、全部私一人でやっていたから寝てしまったこともあったけど、暁美さんがいてくれれば助かるわ。
というわけで、3時間ごとの交代制でいいかしら?
睡眠時間が少なくなるのは大変だろうけど、今日だけは我慢してね」
ほむら「ちょっと待って」
マミ「何かしら?
もしかして、3時間時間じゃ足りない? それなら、多少私の時間を―」
ほむら「いや、それは構わないのだけど……。
ていうかあなた、今までこいつと一緒に暮らしていたの?」
マミ「監視をする為に、仕方なくよ」
ほむら「……本当に?」
マミ「どういう意味?」
ほむら「……いえ、何でもないわ」
マミ「……そう。
それじゃあ、まずは当番を決めちゃいましょうか。暁美さんはどちらからがいい?」
ほむら「……とりあえず、先輩のあなたに任せておくわ」
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