過去ログ - ウルトラマミ
1- 20
48:1[saga]
2013/02/03(日) 01:21:28.54 ID:YU/u/0uo0
 マミの家(回想)

さやか「それって本当なんですか?」

マミ「ええ、実際にこの目で見たことがあるから間違いないわ」

まどか「でも、どうしてキュゥべえはそんな酷いことを……」

マミ「おそらくだけど、彼は酷いとすらも思っていないでしょうね」

さやか「そんなことって……」

まどか「……もしかして、ほむらちゃんはそのことを知ってて?」

マミ「それはまだ分からないわ。でも、彼女がそのことを知っている可能性はあると思う」

さやか「どちらか分からないから、今回あいつをここに呼ばなかったんですか?」

マミ「ええ、その通りよ。
   もしも私の推測が間違っていたら、彼女に強いショックを与えることになるでしょうから」

さやか「でも、どうしてあいつが魔法少女の真実を知っているかもしれないと思ったんですか?」

マミ「暁美さんと昨日話した時、あの子はあなた達が契約することに反対していた。
   でも、必死で話しているあの子の表情を見ていたら、私利私欲の為に阻止しようとしているようには全く見えなかったのよね。
   少なくとも私には、本気であなた達のことを心配しているように思えた。
   だから、彼女を信じてみようと思ったの」

さやか「理由はそれだけですか?」

マミ「ええ、それだけよ」

まどか「でも、もしもマミさんの考えが間違っていたとしたら……」

マミ「ええ。もしかしたら、あの子がとても演技上手で、私の油断を誘って縄張りを奪おうとしている可能性だってあるかもしれないわね。
   でも、だからこそ、それを見極める為にも私は暁美さんと一緒に行動してみようと思っているの」

さやか「あいつが悪い奴だったとしたら、マミさんだって危ないよ!」

マミ「私のことは心配しないで。こう見えても結構強いんだから!」

さやか「でも……。
    ……そうだ、あたしをマミさんの魔女退治に連れていってくれませんか?」

マミ「え?」

まどか「さやかちゃんだけでなく、私も一緒に連れていってください」

マミ「二人とも、何を言っているの?」

さやか「私達で、転校生のことを見極めます。
    危ない場所ならあいつの本性も見抜きやすいだろうし、万が一あいつが裏切ろうとした時は、マミさんに忠告だって出来るから」

まどか「それに、マミさんの言っていることが正しかったとしたら、誰かがほむらちゃんについててあげる必要があると思うんです。もちろん、マミさんにも」

マミ「!
   でも、あなた達、私の話を聞いていたの?
   魔女の結界はとっても危ないところなのよ……。
   あなた達が行くべきところではないわ!」

さやか「もちろん分かってます。だけど、マミさんがあたし達を守ってくれるんですよね?」

マミ「それは、そうだけど……」

さやか「それじゃあ、よろしくお願いしますね」

まどか「私もよろしくお願いします」

マミ「全く、困った後輩達ね……。
   分かったわ。二人とも絶対に私のそばを離れないでね!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
442Res/287.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice