871:『8章 銀の弾丸と魔法使い』 ◆jwzTa4PnO.[saga]
2013/02/11(月) 21:07:20.57 ID:w6YT63/H0
紳士「お前は退け。ここからは私一人で大丈夫だ」
メイド「ですが! あのとき拾われたご恩を返すのは今このときです!」
紳士「だが既にお前は手負いだ。いいから退け。これは命令だ」
メイド「……はい」
紳士「さて、お待たせして申し訳ない勇者」
勇者「吸血鬼……」
紳士「そのように睨まないでくれ」
勇者「メイドは、本当に人間なのか?」
紳士「そうだ。彼女は確かに人間だ。私が保障しよう」
エルフの騎士「ならば何故人間が吸血鬼の召使いになる! 誑かしているのか?」
メイド「し、失礼な!! ご主人さまは決してそのようなことをされません!」
エルフの騎士「メイド?」
紳士「彼女はああ言っているが」
勇者「……信じよう」
紳士「いいのかね?」
勇者「お前らに何があったか知らないが、メイドはメイドの意思で紳士に使えているんだろ」
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