過去ログ - かずみ「from Connect to Luminous」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/05(火) 22:18:24.07 ID:c6fc2hcmo

  ゆえに、かずみは深いことは考えないようにしていた。

  静寂と鈴の音を堪能しながら紅茶を飲んでひたすら心を落ち着ける。

以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/05(火) 22:19:23.50 ID:c6fc2hcmo

  強い違和感がする。
どうして紅茶がこうも苦いのだろうか。

  少なくともかずみの記憶にあるストレートティーはこれほど苦くない。
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/05(火) 22:20:46.56 ID:c6fc2hcmo

「邪魔するわよ」

「ふぇ?」

以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/05(火) 22:23:41.34 ID:c6fc2hcmo

  そう、と修道女が目を細める。
その拍子に青い瞳がかすかに揺れるのをかずみは見た。
内包する複雑な感情に心が揺れるように、瞳もまた揺れているのだろうか。

以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/05(火) 22:25:16.21 ID:c6fc2hcmo

  皮肉そうに笑う少女、海香の眼差しはどこか遠くへと向けられていた。
どこか寂しそうなそれを見た瞬間、奇妙なことにかずみの胸中を既視感がよぎった。
既視感とは過去に累積した経験と現在進行形で重ねつつある経験が似通っているときに起こるものだ。

以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/05(火) 22:26:27.59 ID:c6fc2hcmo

―――その刹那の間を蹴破るように、文字通り、扉が蹴り破られた。

「そいつの言葉を聞くな、かずみ」

以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/05(火) 22:28:55.29 ID:c6fc2hcmo

「っ――なあ海香」

「何かしら、裏切り者の牧カオル? 考え直す気にでもなったの?」

以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/05(火) 22:35:54.59 ID:c6fc2hcmo
投下終了。

以下どうでもいいこと

友なのか
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/06(水) 09:48:06.94 ID:RFks22ya0

こうなると他の面子も気になるな


56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/06(水) 22:05:11.50 ID:OQA3VrRco
これは乙じゃなくて海香さんの眉間のシワうんたら


57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/02(土) 01:22:47.21 ID:nzd7ZkEQo

  一本の苗木があるとする。
それを育てるために何もかもを投げ打ったとしよう。
投げ打ったものは具体的には血と汗と涙と時間と人生と、他色々。

以下略



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