過去ログ - ほむら「感情が芽生えたからと言って……」
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191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:28:48.76 ID:0JOpTuzVo
僕の懇願に、マミは戸惑って、治療を中断してくれた。
そうだ、もう、それで良い。
このまま僕を……

杏子「おい、マミ!こいつを使え!」
以下略



192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:30:28.38 ID:0JOpTuzVo
そうして、マミは全快した魔力で僕を治療してくれた。
……杏子には、本当に感謝しないといけないね。
杏子がマミを助けてくれるなんて。
いつかはそんな日が来ることを望んでいたけど、まさかこの目で見ることができるとは思わなかった。

以下略



193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:31:46.15 ID:0JOpTuzVo
さやか「いやー、それにしても、まさかキュゥべえが体を張ってほむらを助けるとは。
    冷静で味気ないと思ってたけど、意外と熱い奴じゃーん!」

QB「熱いかどうかは分からないけど、魔法少女に死なれるわけにはいかないからね」

以下略



194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:34:14.60 ID:0JOpTuzVo
QB「ほむら……」

そうか、君は僕を警戒しているんだったね。
そう仕向けたのは僕なんだけど……でも、今は見逃してくれないと困るな。

以下略



195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:36:45.80 ID:0JOpTuzVo
QB「わけがわからないけど、一応訊いておくよ。どうしてそう思うのかな」

ほむら「見たのよ。あなたが、まどかたちと契約しようとしたキュゥべえ目掛けて瓦礫を落下させたところを。
    その首輪をつけたあなたが、首輪を付けていないキュゥべえ目掛けて、ね」

以下略



196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:39:31.09 ID:0JOpTuzVo
ほむら「結界の中でまどかたちが使い魔に遭遇すらしなかったのは、あなたがそう誘導したから。
    それから、まどかが1人結界に飲み込まれてしまった時も……。
    あれは本当に偶然で、あなたはまどかの命を助けるために、やむを得ず契約を迫ったのね」

QB「……なるほど、そういう考え方も出来るのか。面白いね」
以下略



197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:41:20.16 ID:0JOpTuzVo
QB「そう、君の言う通り。僕は君たち人類と同じような倫理観を……つまり、優しさを持った個体だ」

ほむら「どうして……それを隠そうとしていたの?」

QB「君が自分の正体を他人に明かさないのと似たような理由さ。
以下略



198:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:42:10.30 ID:0JOpTuzVo
QB「そして、今回まどかとさやかの契約を阻止、君とマミを助けたことで
  ……僕には恐らく疑いの目が向いてしまうだろう。
  監視が付くのも時間の問題だと思うよ。そうなれば、僕の処分もそう遠くはない」

ほむら「……!」
以下略



199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:43:52.44 ID:0JOpTuzVo
QB「……もしかして、泣いているのかい?君は思ったより感情の起伏が激しいんだね。
  そもそも僕なんかのために涙を流すなんて、わけがわからないよ」

ほむら「ごめんなさい、キュゥべえ……ごめんなさい……!」

以下略



200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:45:34.24 ID:0JOpTuzVo
QB「……君は優しすぎるよ、ほむら。やっぱり、何も明かさずに君の前を去るべきだった。
  そうすれば、君にそんな辛い思いをさせずに済んだのに……」

ほむら「き、キュゥべえ……?どこに行くの……!?」

以下略



201:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/26(土) 18:47:43.14 ID:0JOpTuzVo
ほむら「私は、あなたを許さない……!私を騙して、利用してたなんて、許さない……!」

振り向くとその表情は……本当に、怒りに満ちている。
目に涙こそ浮かんでいるが、その怒りは本物のようだった。
僕は、そこまでほむらを傷付けてしまっていたのか……。
以下略



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