過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その2!?」
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941: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/02/13(水) 22:46:22.70 ID:gFBBFFaF0
戦刃さんが嬉しそうに自分の部屋に戻っていき、僕も自分の部屋に戻ることにした。
簡素な宿屋の一室。僕としては野宿でも全然かまわないんだけど、仲間を危険に晒すのはいい判断じゃないしね。
それに魔物に襲われると…桑田クンや舞園さんは生き残れない気もするし。

とはいっても、宿に戻ってもやることなんてない。
以前同じように新世界プログラムに居たときは良い塩梅に書物が沢山置かれていたんだけど、、どうやらそこまで気はまわしてくれなかったらしい。
よく分からない文字が殴り書きされた魔法書のような物しかなかった。

狛枝「……寝ようか」

ベッドに腰掛け、目を閉じる。
以前日向クン達にボコボコにされたダメージがいまだに残ってるのか、すんなりと眠りに落ちていった……。


???「──ぇ」

???「お──」

なんだろう?
声が聞こえる。


苗??「目を──」

??向「──くれ」

誰かを呼んでいる?
…誰を?


苗木「目を覚まして」

日向「いい加減に起きろ、狛枝」

狛…枝……?
それって僕のこと?
でも、今の声って…──。


狛枝「……ん、ぅう」

苗木「あ、起きたよ」

日向「全く…よくこんな状況で眠れるよな」

狛枝「…ごめん、結構寝てたみたいだね」

苗木「それにしても、ずいぶん寂しくなっちゃったね」

日向「そうだな…」

狛枝「そういえば舞園さん、苗木君は私が起こします!って世話焼き女房みたいになってたよね」

苗木「いや…はは」

日向「もう付き合っちゃえよってレベルだったな、アレは」

狛枝「いや、日向クンも人の事言えなかったけどね。ずいぶんと西園寺さんと仲が良かったみたいだし」

日向「いや、あれはどっちかというと妹みたいな存在でだな…!」

苗木「七海ちゃん、すっごく嫉妬してたよね」

狛枝「苗木クンも日向クンも、モテるんだね!流石希望だよ!」

日向「希望は関係ないだろ…そういえばお前と、こんな風に日常会話を交わすなんてこの旅始める前までは思ってもみなかったな」

狛枝「確かにね。でも、僕が変われたのはきっと…君たちのおかげだよ。君たちの言葉があったからこそ、ここまでこれたんだ」

苗木「…そっか。なら、さっさと終わらせないとね」

日向「ああ、黒幕が何だか知らないが…さっさとぶっ倒して、現実に帰ろう」

狛枝「そうだね。きっと僕達なら出来るよ──!」

苗木「うん、行こう──最終決戦に!」


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