過去ログ - 勇者「童貞を捨てたいです王様」王様「うむ、わかった」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/01/30(水) 22:23:53.09 ID:/IEAiLsDO
…………………………

少女「それで、なぜモンスターに追われていたのですか?」

女「実は私たちの町をモンスターの群れが襲撃して来まして、私は命からがら逃げ出して来た次第なのです……」

勇者「モンスターだって!?」

戦士「……規模は?」

女「村の人たちの倍はいましたから、二百ほどはいるかと……」

商人「むう……」

女「あの、こういう事を見ず知らずの人に頼むのはぶしつけだと思いますが……どうか村を助けてはもらえないでしょうか?」

少女「正直、私たちの手には負えません。代わりに王城へ伝書カラスを飛ばしておきましょう」

女「そ、そう……ですか……そうですね。ありがとうございます」

勇者「……おい少女」

少女「はい?」

商人「まさか、見捨てるなんて言わないよな?」

戦士「……男なら、こんな場面で退いてはいけない」

少女「わたし女ですけど……って、ああなるほど。
 女を助けてあわよくば……って寸法を画策していますね」

勇者「ふざけるな!」

少女「……っ!」

商人「そうだ勇者の言うとおりだ!」

戦士「……俺たちを人間としてみくびるな」

少女「……すみませ……」

勇者「まったくだ! 村を助けたら女たちに『きゃー! 抱いてー!』って詰め寄られる。
 それは女一人どころの話じゃないんだ!」

商人「村一つが私たちのハーレムとなる!」

戦士「……まさに桃源郷」

少女「謝りかけて損しました。死をもって償ってください……しゅっ」

──ザクザクザク。


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