過去ログ - 少年「魔方陣……服従……の術式ですか?」先輩「そうだ」
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58: ◆2nkMiLkTeA[saga]
2013/02/13(水) 17:04:40.09 ID:qRUp2lYzo
「そうか……よし、ならば命令しよう」

「え」

「まず、私の許可無く排泄をするのを禁ず」

「ちょ」

「それだけじゃないぞ」

「え?」

「さらに、小用をする際は君の性器を、大便の場合は君の肛門を、許可として私が舐めたら排泄をしても良しとする」

 意味がわからなかった。命令の内容も、命令をした真意も。これも実験?なんて的はずれな考えも浮かんだが、どう考えてもおかしかった。常軌を逸している。

「へ、変態だったんですかあんた」

 先輩の実験台になるようになって、どのくらいになるか。彼女と少年の年の差は五歳。最初に会ったのは、たしか三年前だったと思う。
 しかしこの三年間、彼女がこんな異常な人物だったとは、思いもしなかった。

「さて、どうするかな?」

 こちらが呆然としているのに、先輩は何故か自信満々といった風に、挑発するかの如くこちらを見返していた。

「……ひ、一人で行きます。決まってるでしょ」

 彼女の調子に乗ってはいけない。なんとしても。しかし……

◆◇◆◇◆

 ふらふらとはしたが――

「な、なんとかトイレにはついたな……」

 個室の中に入り、十日間使ったトイレの内装をなんとか思い出そうとする。

「えっと」

 壁伝いに進み、便座の位置を確認し、腰かける。そして、なんとか平常心を浮かべようと努力するが……

(で、でない……)

 どうしても出ない。力を抜いても、逆に力を入れても出ない。

(本当に?本当にあれされないと出ないの?)

『許可として私が舐めたら排泄をしても良しとする』

「くっ」

 ぶるぶると、顔を振って思い出した先輩の言葉を頭から吹き飛ばそうとした。
 ふざけてる。そんなこと。あってはならない。しかし。

「……で、でない」

 と。コンコン、とトイレの扉が叩かれた。この寮には、自分を含めて二人しかいないのだから、当然――

「……はい」

「諦めはついたかな?」


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