過去ログ - 少年「魔方陣……服従……の術式ですか?」先輩「そうだ」
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48
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◆2nkMiLkTeA
[sage]
2013/02/13(水) 12:22:01.08 ID:v5xKEJjQo
ん?なんだこれ
49
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/02/13(水) 12:25:41.48 ID:rWBWSTuho
メール欄にsaga
sageじゃなくてsagaね
50
:
◆2nkMiLkTeA
[saga]
2013/02/13(水) 12:31:29.51 ID:v5xKEJjQo
>>49
わかりました
ありがとうございます
少年が先輩に向ける目に、いつも以上の尊敬の眼差しが含まれていても、彼女は気にしない。それが彼女だ。
以下略
51
:
◆2nkMiLkTeA
[saga]
2013/02/13(水) 12:35:39.79 ID:v5xKEJjQo
「すいません……」
あれから一時間半。少年は先輩の期待には答えられなかった。
「あの、先輩は食堂で食べてきたらどうですか?」
以下略
52
:
◆2nkMiLkTeA
[saga]
2013/02/13(水) 12:37:53.30 ID:v5xKEJjQo
これは今までに受けた命令から、少し難度があがったようだ。行動ではなく、感覚の操作となると。
「そうだな……まずは、君の視覚を封じて見るか」
先輩が、こちらの目を指差すように、眼前で人差し指を立てて言った。
以下略
53
:
◆2nkMiLkTeA
[saga]
2013/02/13(水) 12:40:42.47 ID:v5xKEJjQo
「ん……」
また、変化はすぐに起きた。一瞬ぼやけるような感覚のあと、また前と同じように視界が復活した。
「どうだ?」
以下略
54
:
◆2nkMiLkTeA
[saga]
2013/02/13(水) 16:10:27.45 ID:qRUp2lYzo
「え」
「そして、聞こえない状態でキスをすると今度は聞こえるようになる」
「ちょっと、先輩」
以下略
55
:
◆2nkMiLkTeA
[saga]
2013/02/13(水) 16:23:55.13 ID:qRUp2lYzo
「……」
と。考え事に集中していて気づかなかったが、先輩がかつてないような難しい表情でこちらを見つめていた。
そして、普段はしないような、おずおずとした態度で言ってきた。
以下略
56
:
◆2nkMiLkTeA
[saga]
2013/02/13(水) 16:58:25.92 ID:qRUp2lYzo
理不尽に視覚を閉ざされ少しイライラしているところに、そんなふざけるようなことを言われて、少年はぶっきらぼうに言葉を返した。
先輩は、普段以上に落ち着いた――ともすれば、暗い声とも取れるような声を発した。彼女の表情の変化は、目が見えない少年にはわからない。
「よいしょっと」
以下略
57
:
◆2nkMiLkTeA
[saga]
2013/02/13(水) 17:01:58.87 ID:qRUp2lYzo
はぁ、とため息を吐いたところで少年は自らの異変に気がついた。
(や、やば)
焦る。まずい。これは、大いにまずい。
以下略
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