53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/30(水) 03:09:26.39 ID:te3na7dIO
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「あー、ようやく終わったー」
ミスした書類を全て直し終わった。腕時計を見ると、短い針は十一時をさしていた。
「ああー、帰るか」
事務所の戸締りをしようと、椅子から立ち上がる。
ソファーの方に、目を向けると、真が寝ていた。
「なんで、こいつは居るんだ」
真を起こそうと、ソファーに近付く。
真の寝息が聞こえる距離まで来ると、起こさずにもう少し見ていようか、という気持ちが湧く。
「まつげ長いなぁ」
「…口、ちっちぇな」
ほんのりと薄い桜色をした、潤いのある唇を見ていると、それに触れたい衝動が生まれる。
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