32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/27(日) 19:22:16.40 ID:ch910MJOo
千早「はい。アンクさんにも気持ちを伝える事が出来れば、きっと色々な人に伝わると思うんです」
アンクP「知るか。大体、歌ならずっと聞こえてた。だから様子を見に来たんだ」
千早「あ……そうでしたか。じゃあ、どう思いましたか?」
アンクP「どうも思わん。言っただろ、感情が違うんだ。人間とグリードだからなぁ」
千早「……私の歌では、グリードには届きませんか」
アンクP「……お前、歌が好きか」
千早「ええ。私にはそれしか……ありませんでした、から」
アンクP「好きって気持ちは欲望だ。欲しいって事だ。お前は歌を求めてる。そうだな?」
千早「え、ええ。だけどそれが……」
アンクP「それは俺にもわかった。お前風に言えば、歌が好きだって気持ちがな。人間じゃない俺にもわかるんだから、お前の欲望は相当だな」
アンクP「だったらその欲望の赴くままに追求しろ。人間が何を好むかはわからないが、そうすればお前の欲しい形が見えるはずだ」
千早「……はい!ありがとうございました!」
アンクP「な、なんだお前。急にでかい声だしやがって……わかったら帰れ」
千早「あ、そうでした。それでは失礼します。また明日」
アンクP「……人間ってのは良くわからん」
P(なんだアンク、立派にプロデューサーやってるじゃないか)
アンクP「うるせえ」
……。
66Res/57.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。