過去ログ - 幼魔「かちこち、ごうごう、ひゅおん、どかん」
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47: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/02/01(金) 14:57:48.28 ID:6gOd4PaH0
青年「さあね。知ってても教えない」

闇魔「あれえ? 人間があの子を庇うの? ふふっ、あなたは知らないのかしら。あの子は」

青年「知ってるよ。魔王の血を引いてるんだよね」

闇魔「知ってて庇うの? 人間のくせに。なに、あなたってもしかして私達の信者?」

青年「いやいや、僕は別に堕教の者じゃないし、かといって神も崇めてない。ただ、あの子の味方ってだけでさ」

闇魔「ふうん、変わり者なのねえ」

闇魔「まあいいわ。ということはあの子は近くにいるのよね? 探せば見つかるでしょう」

青年「僕が君を見逃すと思ってるの?」

闇魔「見逃した方が賢明よお……まだ死にたくないでしょう?」

青年「大丈夫、これでも僕は強いから」

闇魔「舐められたものね、闇の魔物と呼ばれた私も」

闇魔「ふふっ――その身に心に闇の傷を刻んであ、げ、るぅ」


闇が両手を大きく広げた。
途端に無数の針が全身から射出される。


青年「――"騙"」


闇の針が青年から逸れて岩に突き刺さり、存在を溶かした。


闇魔「……え?」



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